植物紹介 レモングラス

皆さんはレモングラスを身近で見かけることはありますか?

レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草です。アジア料理でよく使用されるハーブで。タイのスープ・トムヤムクンなどの料理の香り付けに用いられたり、ハーブティーとして利用されています。
また、アーユルヴェーダでは薬として利用されています。


さわやかな香りと優れた効能により古くからオイルや化粧品、食用として利用されてきました。

主な栄養成分

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • 葉酸
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 鉄分
  • カリウム
  • カルシウム
  • マンガン

レモングラスには、香気成分と呼ばれる香りによる効果が期待されています
香りの系統は「柑橘系」に分類され、その名の通りレモンのような爽やかな香りで、レモンより香りは強く鮮やかです。レモングラスはイネ科の植物なので、柑橘類の精油のような光毒性はありません。

香りの効能

集中力が上がる

レモングラスの香りには脳を活性化させ、集中力を向上させる働きがあります。
アドレナリンの分泌を促す働きがあるとも言われており、心に元気を与えてくれます。

消臭効果

シトラールにはとても強い消臭効果があり、香水より強力とも言われています。抗菌作用とあわせて体臭などの悪臭を防ぐ効果もあります。

リフレッシュ効果

すっきりとした香りには眠気を覚ます効果があります。自律神経を整える効果もあり、気持ちをリフレッシュさせてくれるほか、疲れた心にやる気を与えてくれます。また、レモングラスにはセロトニンを分泌させることで抗鬱の作用があります。

女性ホルモンの活性化

女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌に働きかけるため、更年期障害の予防やホルモンバラスの調整が期待されます。

鎮痛、鎮静作用

鎮痛や鎮静作用があり、筋肉痛や肩こりなどの痛みを和らげる効果が期待できるため、スポーツの後のクールダウンにもおすすめです。
不安およびストレスの軽減、緊張緩和といった効果も期待できます。

レモングラスはハーブ系、樹木系の香りと相性がいいとされています。ラベンダー、ローズウッドとはピッタリです!

こんなに沢山の効果効能が期待されている植物なんですね。昔から愛されてきたのが良くわかります。他にも美容効果や抗インフルエンザ、抗がん作用なども記された文献も見つけましたがそこは割愛させて頂きます。気になる方は「レモングラス 効能」で🔎検索してみてください。驚くほどの効果効能が出てきますよ。